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    2008年11月29日13:17★社会起業家と慈善活動について
    Comments(0)この記事をクリップ!環境問題・地球について 

     

    社会起業家は、事業成功による社会貢献を目的とした会社や企業という形態である。一定の組織、事業規模、収入源を確立しながら、継続的や安定的な運営をする事業体の中で、利益を社会貢献や慈善活動になどに還元することを目的として活動している。

     

    hana1960年から社会変革を目的としてこの形態が取られるようになった。無償で行うボランティアでは、個人や団体の負担が大きくなる。そこで企業という安定した収入源が確保できる形態を取ることで、継続的に社会貢献ができる有意義な方式である。

     

    著名な人物では、ナイチンゲールがあげられる。そして現代では、2006年にノーベル賞を受賞した、グラミン銀行のムハメド・ユヌスがいる。またジョージ財団は共同農場プログラムを作り、インドでバナナ農園を運営した。農園の利益を労働者の社会的地位の向上や、財団などの社会的活動に用いられている。営利団体として、SKS Microfinanceの創設者・CEOヴィクラム・アクラなども、インドのバンクラディッシュで、小口融資ベンチャーを創設した。このベンチャーは利益を目的としているが、村の貧しい女性たちに急激な変化を生み出した。

    現在では、非営利団体や非政府組織、基金や政府、個人などが、世界中の社会起業家に振興・出資・助言を行っている。多くの大学等が、社会起業家の教育・養成を目的とするプログラムを創設するようになっている。ただしこの形態はどういう人を、「社会起業家」と認識するのかという、曖昧な基準や価値観であることも否めない。また顧客から得た利益、助成金や寄付で運営されるために、様々な議論や論争、認識や理解の相違などが起こる原因ともなっている。

    とり昔を遡ると、カーネギーホールを創設したことで有名なアンドリュー・カーネギーは、自らが運営する鉄鋼会社で得た利益の9割を慈善活動に寄付するなどの社会起業家として有名である。またヘレン・ケラーに援助を申し出たことでも知られている。スタンフォード大学を模して、1902年にワシントンでカーネギー財団を設立した。またオランダに平和宮殿を設立し、現在は国際司法裁判所として使用されている。1891年にカーネギー・ホールを設立し、1900年にはカーネギー・メロン大学(カーネギー技術大学)を設立した。彼は「鉄鋼王」と呼ばれ、「裕福な人はその富を浪費するよりも、社会がより豊かになるために使うべきだ」、「富を持って死ぬことは不名誉である」という言葉を残している。また社会ダーウィン主義の実践者であり、ナポレオン・ヒル・プログラムの創始者でもある。

    現代では、ユアン・マクレガー(ユニセフ活動)、アンジェリーナ・ジョリーやビル・ゲイツなど、様々な著名人が慈善活動を目的とした社会貢献の活動を行っている。日本でもNPO法人フローレンス代表理事である駒崎弘樹氏やマザーハウス代表の山口絵理子氏などが、社会起業家として活動をしている。

     

     

    hasu慈善活動という社会貢献が、企業の利益からもたらされるという複雑な仕組みから、日本では賛同を得られない場合が多い。顧客の利益や他者がもたらすものを収入源としているために、本当の社会起業家というものを見極めることや理解することが、非常に難しいということがあげられる。しかし欧米では宗教などの影響もあり、「他者へ与えること」への理解や弱者を救済する目的での活動には、一般の人たちも自然に行われている行為である。まだ日本では、そういう仕組みや慈善活動への無理解が見受けられることも確かである。

     

    富を得たものが、社会へその富を還元するということは、自然の摂理や人間として当たり前の考え方であり、それを実行している人や企業は尊敬に値すると感じる。私の尊敬する「原因と結果の法則」で有名なジェームズ・アレンも、イングランド以外の著作権を放棄し、清貧な生活を送っていたという事実がある。

     

    しかし一部の起業家の中には、ステータスのために行っているという見方みられる。それはある程度の社会的地位を得たものが、名声を得るために行う行為でもあるかもしれない。だが「心から他者を助けたい」という思いのもと、活動している人のほうが多いと考えられる。それは、「人間は他者から与えられるよりも、他者に与えるほうが、何倍もの幸福を得られる」からである。その行為は、数字や何かに例えられないほど、かけがえのない人間らしく生きるための最終目的といっても過言ではない。

     

     

    hana人間として生まれたからには、他者に与え、分かち合い、心のつながりを感じながら生きていくことが、「心の平穏」を得られる唯一の手段である。人間の幸福とは、ジェームズが提唱する「心の平穏」をいかに得られるかにかかっている。そして幸福の種を蒔くことにより、幸福を受け取れるという「原因と結果の法則(因果律)」が、人間にとって最も重要であり、「心の平穏(幸福)」を得られる大切な行為である。

     

    これからいろいろな社会起業家と呼ばれる人や企業が、たくさんのことを成し遂げていくだろう。逆に人の善意に付け込んで、悪の道を進む偽者も現れるだろう。何が正しくて何が間違っているかは、日頃の自分の価値観や考え方に委ねられる。たやすく騙されてしまう人もいれば、幸福に包まれる人もいる。前者になるか後者になるかは、自分の心が決めていくことであり、それを見極める目を養うことも必要となるだろう。勉強や成長を怠らないように、常に情報のアンテナを張り巡らせることや、見かけや地位、名誉など外見に惑わされることなく、「人間の心を見定めていく」ことが、生きる上で最も重要になる。善と悪、偽りと真実を判断できる能力をつけていくことが大切だと改めて感じる。

    イナホ

     

     

    中田英寿さんがこれから始めるであろう

    『TAKE ACTION!!財団(仮称)』に期待を寄せている。

     

     

     

    ki

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    sora umi

     

     

     

     

     

     

     

     



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