「NEWS ZERO〜中田英寿・アフリカ・マリ編・最終回」を観た。砂漠化が進んでいるアフリカの水不足の現状がそこにはあった。オゾン層の破壊などによる環境破壊が進んでいることを示唆していた。
水を汲みに行くために毎日4kmもの道を、20キロ以上もの重たさの水を何十回も往復して運ぶ。それからもっと深刻なのは、浅い井戸を掘り、茶色い水を飲み、子供やいろいろな人たちが病気になるという現状だ。体に虫が寄生し、皮膚を突き破って出てくるという病気。
日本では考えられない事ばかり。しかしボルビックが“1ℓ→10ℓ”という試みをしていおり、約100万円(+人件費など)で一つの井戸が掘れるということ。済んだきれいな水が出るには、約50m掘らなくてはならない。でも逆に言えば、「たった100万円で一つの井戸が掘れる」のだ。
ボルビックのボトルのパッケージについて、「もっと買いたいと思わせるデザインや内容にしたらみんなが買う」とヒデは言っていた。確かに、ミネラルウォーターのパッケージはみんな似ている。もっと可愛らしい物や、おまけや特典が付いていたりすれば、消費者は同じ水でも興味があるほうを買うと思った。女性の視点(私の)からでは、花柄や綺麗な絵が描かれているようなパッケージで、ボトルフォルムも可愛いものだったら買うと思う。さらに何本か買ったら(シールなどを集めて)、「何かもらえる!」みたいなプレミアが付いていればもっと楽しいかも。外国的な発想のパッケージにすれば爆発的に売れるかもしれない。男性側としてみれば何でもいいのかな?特に労働をしている人はパッケージなんて見てなさそう。そういう人も思わず手にとってしまうパッケージ・・・年代にもよると思うけれど、価格設定を安くしてみたらどうだろうか。安易すぎかな?あとは「好きな女の子が飲んでるから俺も飲む!」的な感じになればいいけれど・・・(笑。
とにかく「自分が世界とつながっていて、水を買ったり、この活動をすることで得られる充足感や満足感を体感」できれば、みんなは“少しのひとつ”を実行すると思う。それにヒデみたいなカッコいい人やキレイなモデルさんが、広告塔になって全面的に前に出て参加してくれれば、若い人たちの気持ちはゲットできるだろう。後は30歳代後半〜40歳代以上のターゲットを、どう視野に入れて引き込むかにも掛かっていると思う。一番購買能力や資金源があるのは、30歳代以上の人たち。その人たちのお財布を、ボランティアやチャリティ活動に向けさせるにはどうしたらよいかが今後の課題だと思う。
それにしても、「人のため誰かのために活動しようとしている人間」は本当に素晴らしい。「人は受け取ることより与える事のほうが、何倍もの癒しや充足感を得られる」という法則を知っている人は素晴らしい。アンドリュー・カーネギーが、慈善事業にほとんどの財産をつぎ込んだように、誰かのためにお金や小さな手助けを日頃からできる人は尊敬に値する。
「世界はつながっている」
地球が丸くて、人々の顔や色形は違えども、みんな同じ心を持った人間たちの集合体。祖先から、海からつながっているものを、容易く破滅への道へ進ませている今の地球の現状は、耐え難いほどに人間の愚かさを露呈させたものとなっている。「猿の惑星」みたいに、「人間以外のものに支配される日も近いのでは?」と思ってしまう。それほどに利益や便利さを追求してきた人間のエゴが、今いろいろな形で明るみに出ている。
「まだ遅くない」
一人ひとりが自覚を持ち、つながっているもの、同じ人間を愛おしく慈しむ気持ちがあれば、どんな困難があろうとも乗り越えられる気がする。人間の人生にも似て、もうダメだろうと思ったときにもあきらめなければ、「道は開かれ、扉は開かれる」。
最高の知能を持っている人間だからできること。感情(ビッグ・シックス)をもった人間だからできること。人への慈愛を持っているからできること。他者を労わる気持ちが少しでもあるのなら、これ以上酷い状態は続かないと感じる。それには「エゴと欲」をかなぐりすてる必要がある。まずはエゴと欲の塊のような自分を変えていくしかない。そして弱い心身を変えていく必要がある。一人が変わればその周りの人も変っていく。そのつながりが波状して、大きなうねりとなることを願っている。
まずは、ヒデが初めての試みを打ち出した、「+1 FOOTBALL MATCH」の成功を願っている。そのあとも日本人や世界の人の意識が高まる事を願っている。そして私が生きてきた意味、みんなが生きてきた意味を見出せるようになって欲しいと思う。「他者に与えることで得られる幸福」をみんなに体感して欲しい。人は与えられるより与えるほうが何百倍も嬉しい事を知ってほしいと、この番組を通じて感じた。
ヒデさんに「ありがとう」と言いたい。
世界の優しき、慈愛に満ちた人たちに
「ありがとう」と言いたい。
そしてこの世に一緒に過ごせた奇跡に感謝したい。




